第2課題―オールウェーブセッティング
(試験時間25分間)
通信制の生徒や、大規模校で十分に教えてもらえない方も参加しています。
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<技術の条件>
(1)ウェーブ7段構成を審査する。
(1-1)左右のフィンガーウェーブとピンカールの接続部が割れている場合減点とする。5点単位で最大30点。
(2)スタイル構成を審査する。
(2-1)完成後、補助ピンが頭部に残っている場合(ピンカールに規定以上のピンを使用している場合を含む。)は30点減点とする。
more and more . etc. |
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1 |
まず始めに、正中線より1cm程右にずれた所をポイントとし、放射線状にシェープします。 |
2 |
正中心から、右にコームの横幅分(約2cm)ずれた個所を基準とし、馬底ラインで半円を描きながらシェープします。 |
3 |
スカルプチュアを5つ収めますが、一つ目はループの1/3が額に出るように収めます。 |
4 |
2つ目を作ります。1つ目よりやや外に出し、丸いラインで収めます。 |
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5 |
3つ目のカールはセンターに入ってくるようスライスをとり収めます。 |
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4つ目のスカルプチュアは正中線上に位置するよう収めます。 |
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5つ目のカールは3つ目の位置と同じ位置に来るよう、顔面側に向かってスライスをとり収めます。 |
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2段目はフィンガーウェーブです。半円をしっかりかえし、割れのないようシェープしましょう。※ノ―パート構成なので、1段目と2段目の接合部は別れないよう、シェープします。 |
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2段目、フィンガーウェーブの仕上がりです。ウェーブ幅は、フェイスライン側はやや狭め、正中線に向かいやや広く作ります。 |
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リッジは、流れすぎ、重なり、割れに注意して作ります。 |
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3段目は、3等分し左右のサイドはフィンガーウェーブ、中央はスカルプチュアカールを5つ作ります。ウェーブ幅1/2をスライスし、リッジから離れないようにバランスよく巻き収めます。 |
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中央のスカルプチュアを作り終えたら、左右のフィンガーウェーブを6段目まで作っていきます。中央はカールのため、毛流だけを作ります。 |
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左のフィンガーウェーブの仕上がりです。フィンガーウェーブが4段入るので、ウェーブ幅はフェイスライン側に向かって狭まるように作っていきます。フィンガーウェーブは耳にかからないよう注意しましょう。 |
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左右フィンガーウェーブの仕上がりです。センターはカールで収めていきます。 |
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4段目中央はリフトカールを5つ作ります。ウェーブ幅の1/2をスライスし、ループはスライス線上に巻き収めます。カールの方向性は右になります。 |
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右リフトカールの完成です。ループの大きさ、ピンの方向性に気をつけ、ループがスライス線上に収めるように意識しましょう。 |
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5段目も4段目と同様、リフトカールを5つ収めます。カールの方向性は左になります。 |
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左リフトカールの完成図です。 |
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6段目中央は、メイポールカールを3つ作ります。メイポールカールは、オーバーラップしないように注意しましょう。ピニングはボビーピンとオニピンのクロスピニングとします。 |
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最終段の7段目はクロッキノールカールで収めます。前の段階で左右のフィンガーウェーブは完了していますが、崩れているのであれば、この段階で作り直します。両サイドのクロッキノールカール上にはリッジがありますので壊さないように注意しましょう。なお、クロッキノールカールを巻き終わった後にさらに残りがある場合は、ターンステムで処理します。 |
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完成図です。 |
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完成図です。 |
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完成図です。 |
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完成図です。 |